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CREATOR's FILE 01

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ムービーディレクター松尾芳史

amana visualに所属する、旬なクリエイターをご紹介します。
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第一回目は、ムービーディレクター松尾芳史の作品をご覧ください。

 

クリエイターとの共通言語を多く持つ、好奇心の塊

世界四大アニメーションフェスティバルが行われる広島の大学で映像を学び、好奇心のおもむくまま、デザイン、ピクセルアート、アニメーション、モーショングラフィックス等さまざまなスキルを習得。

入社後はエディターとして制作に携わり、ディレクターへ転向。
心地よいと感じる動き、タイミングを考慮した編集を自ら行い、アートやポップカルチャーに関する造詣の深さを生かしたディレクションを手掛ける。

イラストレーションも得意で、自らキャラクターを作ることも。
※左から2つ目のキャラクターは、ソフトクリームとデビッド・リンチ、怪獣が好きな自分自身をイメージしました。

昨今は、ムービーディレクターとしてクライアントの課題に向き合い、共創する案件に参加する機会が増加。
これまでの領域横断的なアイデアや演出を通じて得た共通言語を役立てながら、クリエイター同士の円滑なコミュニケーションを図りさまざまな課題解決に取り組んでいる。



 

アーティゾン美術館 来場者向けプロモーション映像制作

2020年1月に新しく誕生したアーティゾン美術館。
新美術館のコンセプト「創造の体感」を実現するための施策として、プロモーション映像制作に参加。

リニューアルオープンに向けて、クライアントより同館のモーションロゴを刷新したいとの相談があり、美術に関心が高くアニメーションも得意な松尾がアサインされ、さらに館内映像制作へも携わることに。

「観るだけでなく体感していただきたい」という美術館の想いを実現するために、
アマナのドローン技術やCGエフェクトを駆使し、エンターテインメント性を盛り込んだ制作となりました。
 
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松尾
「展示する絵画の中に入り込むという突飛なCG表現や、オープン前の館内でドローン撮影をするといった一見すると無茶とも捉えられるような演出の許可をいただき、美術館担当者様の全面的な協力体制のもと制作に臨めました。
世界の巨匠たちの作品と並んで美術館に展示されている様子は、恐れ多くもなんだか不思議な光景で貴重な経験となりました。」

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クライアント : 公益財団法人石橋財団 アーティゾン美術館
プロデューサー : 大迫 尚斗 ビジュアルディレクション:堀口 高士(ムービーコンテンツ)
ムービーディレクター:松尾 芳史(ムービーコンテンツ) CGディレクション:前田 昴(ムービーコンテンツ)
アートディレクター : 長澤 豪(デジタルコンテンツ) テクニカルディレクター : 新村 卓宏(デジタルコンテンツ)
デザイナー : 山本 裕也(デジタルコンテンツ) 中村 憲幸(販促物)
アドバイザリー:太田 睦子(IMA編集長)


 

「国際ガールズ・デー」の認知拡大に向けて

国連が2012年に制定した10月11日のInternational Day of the Girl Child(国際ガールズ・デー)。
10周年の節目を迎える2022年のアクションテーマは「THINK FOR GIRLS〜女の子たちと気候変動」です。
昨年に引き続き、賛同企業による認知拡大のための活動「国際ガールズ・デーPLUS」にアマナが参加し、amana visualのクリエイターである丸岡和世とコンスタンス・リカが共通アイコンを開発。アイコンのビジュアルコンセプトは「If I...」。

さらに、「If I...」プロジェクトの一つとして、プロモーションムービーの制作を松尾が担当。
気候変動とジェンダーの関係を探るとともに、女の子たちが声をあげ行動することの意義について考える機会を創出するための映像を制作しました。
 
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イメージングディレクター・ビジュアルコラボレーターとして活躍する丸岡とコンスタンスは、以前同じチームのメンバー。

彼女たちが掲げたビジュアルコンセプト「If I…」を軸に、誰でも当事者である気候変動に目を向けつつ、ポップで力強く、あくまでも希望のあるメッセージを届ける映像表現を目指しました。

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〜プロジェクトに携わるクリエイターとして、自分自身の作品となるものを〜

丸岡和世:以前から同じチームのメンバーとして各案件に携わりながら、自分たちの提案が通らない時の悔しさ、一緒に作る喜びを体験している仕事仲間で、松尾さんの考えかたや得意な部分を知っていました。
メインビジュアルを作る段階から、様々なイメージが一体となってダイナミックな流れになる、松尾さんの得意な手書きのモーショングラフィックのイメージがぴったりだと思い今回お声掛けさせていただきました。
このプロジェクトの特性上、ボランティアとしての心構えを忘れずにあくまでも自分自身の作品制作として携わって欲しかったので、細かい指示などはせずに松尾さんの個性を出して好きに作ってもらえればいいものができると信頼してました。出来上がりはもちろん想像通りの動き、想像以上のクオリティでさすがだ!と思いました。


〜グローバルな感覚を持ち合わせる、共感度の高い信頼できる相手〜

コンスタンス・リカ:以前同じチームで、 私も何回か一緒に案件に携わらせていただきました。松尾さんのグラフィックセンスは海外のスタイルから影響を受けていて、グローバルな感覚もあるので、私も共感しやすいところが多く、アマナの中でも数少ない素晴らしいモーショングラフィックのセンスの持ち主だと思っています。 実際の案件以外でも、よく一緒にbrainstormingやideation sessionをしたりしています。お互いの感覚を分かり合える、非常に信頼度の高い相手です。

 
 

生きているアート、呼吸するオブジェ

多肉植物、サボテン、珍奇植物と呼ばれる植物を愛でるのが目下の趣味。

一つ一つの植物の個性に向き合いながら、
どう見立て、どう仕立てていくのか、とことんこだわりながら育てる。
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植物にはまるきっかけのひとつとなったユーフォルビア・ギラウミニアナ。樹齢30年を超える。

松尾「いろんな魅力がありすぎて全ては語り尽くせないんですが、ひとつはシンプルに見た目が不思議で面白いところに惚れています。
また、比較的長生きする植物なので、時間そのものがそこに横たわっているかのような独特な存在感もあります。」

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左 樹齢30年を超えるユーフォルビア・ギラウミニアナのアップ。
中央 何度も通い仲良くなった生産者さんから譲り受けた、竜神木綴化の親木。今は全長約50cm。
右 窓際を占領している植物たちの一部。場所問題は園芸好きにとって永遠の課題です。


「白質化し朽ちながらもたくましく生きているユーフォルビアや、自重でぐしゃりと歪んだ身体をなおも支え続ける怪物のようなサボテン。
長い年月を経て変化した、その植物にしかない豊かな個性は、とても美しく時に勇気づけられ、そしてたまらなく愛おしくもあります。」

松尾は現在自宅で200を超える株を育てながら、自ら作陶し鉢から仕立てている。
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左 削りにこだわった豆鉢。釉薬を使わず焼き締めることで、排水性を高めています。
右 理想的な壺型を成形するのに手こずりました。ざらついた質感がお気​に入り。


 

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ドット絵やポップでグラフィカルな映像表現はもちろん、
クラフトフェアやイベント撮影、植物関係のお仕事などもぜひご相談ください!


Movie Director

松尾 芳史
Yoshifumi Matsuo


amana/pixel portrait/SNS
美術館展示
公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館
ARTIZON MUSEUM リニューアルオープン館内展示映像

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