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サンドウィッチング論

:

​サンドイッチを自由にクリエイティブする。 Ph渡邉光平

パンに何かを挟む、それ以外にサンドイッチに大きな定義はない。
ほぼ無限の可能性を秘めた食材の数々を、自分や友人、恋人、家族のことを想いながら、調理し、パンに挟み込む。今回は、雨の日のようにしっとりしたサウンドと共に、ボリューム満点のビーフサンドをPh渡邉光平がクリエイトする。
 
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しっとりあまい食感と、乳製品と卵が好き。
一つ一つの食材への拘りよりも、口の中での程よいモイスティ感を追求したビーフサンド。今回は少し背伸びをして、オシャレにコーヒーと共に食したが、いつもだったら絶対に冷えた牛乳と食す。


材料 

食パン / ローストビーフ / レタス / トマト / バター / たまご / オリーブオイル / 塩胡椒


作り方

トマトとレタスをざっくり切る。
レタスは、ちぎるようなかんじ。

パンを切る。
厚すぎない、少しうすめだけど中身のふわふわもしっかり楽しめる、程よい厚さが良いでしょう。フライパンにバターをしき、パンを焼く。さっと表面に細かい焼き目がついたらフライパンからあげる。表面はサクッと、中はしっとりがベスト。

次に、ローストビーフを焼く。
そのままだと少し乾いた印象なので、温め直しながらオイルとのモイスティなマリアージュを目指す。オリーブオイルをひき、塩胡椒で。焼きすぎないように気をつけながらあくまで気持ちだけ火を通す、くらいの感じで。ジューシーな感じになったらフライパンからあげる。
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ソースが一番肝心です。
僕はどちらかというと、ほのかな素材の味とかってよりはガツンと濃いめの味が好きなのです。マヨネーズとウスターソースをフライパンで温め、飲み残した赤ワインが少しでもボトルに残ってるのであれば、それをスプーン一杯分注ぎます。

そしてたまご。
やはりしっとりと半熟がよいでしょう。ほどよく温まったフライパンにオリーブオイルをひき、たまごを割ってすこし焼けてきたら、ちょっとだけ水をいれて蓋をします。これはもうレシピうんぬんではなく、見た目でおいしそうになってきたらフライパンからあげます。決して割らないように注意しましょう。
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あとはパンに挟んでいくだけです。
手際が良くないくらいのほうが、パンやローストビーフも少し冷めて、しっとりしたサンドイッチが出来上がります。パンやローストビーフを焼く際に使うバターやオリーブオイルもちょっと多いかな、くらいで、食べるときに手が汚れるのはこの際あきらめましょう。

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それよりもちょっと水分というか油分を含んでいるくらいのほうが、口の中にいれたときに、得難いジューシー感が得られます。
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文・撮影・音楽 / 渡邉光平

*渡邉光平と紺世晃子からなるエレクトロポップユニット「Schuwa Schuwa (シュワシュワ)」活動中。
https://www.schuwa-schuwa.com/






 

Photographer

渡邉 光平Kohei Watanabe

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